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図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本) (ふくろうの本)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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渦巻き模様がとても素晴らしかったです。
ケルトの渦巻き模様を初めて知ったのは、映画「ガイアシンフォニー第1番」でした。
その時に、この模様を自分のデザインに使ってみたいと思い、映画でも紹介されていた鶴岡真弓氏の「ケルト/装飾的思考」(ちくま学芸文庫)を読みましたが、図版が全てモノクロというのがちょっと残念でした。
そこで、これらの図版をカラーで見ることが出来ないかと思い、本屋で衝動買いしたのがこの本。
「ダロウの書」「ケルズの書」「リンディスファーン福音書」「リッチフィールド福音書」の渦巻きや組紐模様がとても素晴らしかったです。
ラ・テーヌの日用品やアクセサリーなどの装飾模様もじっくり鑑賞できました。
ケルト文化にケルト暦(太陰太陽暦)があることを知ったのもこの本でした。(エンヤの公式サイトにある生年月日も恐らくこれ)
この本の140ページのアイリッシュダンスの写真で、アコーディオンを弾いているのはエンヤの父親ですよ。
「ケルト」に興味のある方は是非手に取ってください
アイルランドの聖パトリック像の神々しさに以前から関心を持っている者です。ケルトの宗教と文化に興味がありますので、本書を手に取りました。ケルトの歴史的背景を調べる意味でも本書の価値は大きいと思います。
ケルトの巨石文化にも興味を覚えています。記載されていたフランスの中の「島のケルト」の遺跡としてブルターニュ地方の「アルモリカ」が上げられていましたが、なかなか素晴らしいものですね。
前から興味を持っているケルト教会の象徴ともいえる「ケルト十字架」の写真の数々は、じっくりと眺めました。
この分野の権威である鶴岡真弓氏の解説が詳しくていいですね。カルナック巨石群とストーンヘッジの関係や巨人のメンヒルなど興味をひく写真が多数収録されていました。
様々な文化を扱いながら、写真や図版も数多く収録してありますし、丁寧で分かりやすい解説がありますので、初心者にも分かりやすい編集がされていると思います。
大陸のケルトに多く見られる「渦巻の装飾」の変遷や、彫刻に見るローマ人とケルト人の美術史的な取り上げ方も勉強になりました。
個人的には、松村一男氏の記述による「『島のケルト』神話と伝説 ?アイルランドとウェールズを中心に?」には、関心のある地方を取り上げられていましたので参考になりました。
ケルト文化の中心と見られているアイルランドは「妖精」のイメージもありますが、鶴岡真弓氏の「ナショナリズムとケルト意識」の文にありますように現代の民族興隆の動きと歴史との関係は密接です。奥深さと根深さの両方を見て取りました。
ケルトってなんでしょ?という方に
フルカラーのビジュアルブックで、とにかく写真と図版がきれいな本です。値段の割に薄いのがちょっと寂しいですが、ほぼ前ページフルカラーなので、しかたないのかも。 年表や地図、豊富な図版や写真、絵画資料など、解説を読まなくても見ているだけで楽しめます。 ケルトに興味が無くても、ラファエル前派やファンタジー系の絵がお好きな方にはお勧めです。写真は鶴岡真弓氏の撮り下ろしが沢山載っており、他の本では見ることの出来ない貴重な移籍の写真も沢山見られます。 コンパクトにまとめられた内容はケルトとはなんぞやとお思いの方が最初に読む本として非常によいと思います。 ただ、いろいろ読んでいる人には少々悔い足りない面もあるかも知れません。このシリーズの他の本同様ビジュアル重視の本です。
河出書房新社
ケルト人―蘇えるヨーロッパ「幻の民」 (「知の再発見」双書) ケルト事典 ケルト妖精物語 (ちくま文庫) ケルトの神話・伝説 ケルトの神話―女神と英雄と妖精と (ちくま文庫)
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