解説にどどまらず解説内容を本書で実践している名著
世の中にはプレゼンテーションに関する本は腐るほどある。その中で、唯一自信をもってオススメできるのが本書。企業での新人研修では、プレゼンとドキュメンテーション作成の指南本としてかならず本書を推薦している。本書は、文章でのコミュニケーションとは何かという解説から始まり、人間の記憶のメカニズム、ビジュアル化の種類とそれぞれの特性といった概念的内容にふれ、そしてドキュメントとプレゼンに使用する時間・量の配分、フォント・図形・色によって与えるインパクトの違いついて触れている。極めつけは、最終章で、パワーポイントとワードのそれぞれのソフトで、どこのどのボタンを押せば例にあるスライドや文章が作成できるのかをわかりやすく解説してある。 本書は、「超図解 実践!フルカラープレゼンテーション」としては改訂版になるが、以前に「伝える情報から伝わる情報へ」というプレゼン書を下敷きとしている。「伝える情報〜」は本書の最終章である、手おとり足取りの作成手順の紹介がないだけで、ほとんど内容は同じであるので、もし図書館でそちらを見つけた場合も同様に読んでいただきたい。 著者の矢島氏が富士ゼロックス社との共著である、「チャート化とレイアウト化」と「カラー化」という2冊のドキュメント作成指南書の執筆経験を活かし、その両書のエッセンスをふんだんに織り込んだ良書が本書。 最後に、本書は、一度読んで書棚においておく本ではなく、ドキュメント(特にカラーの)を作成する際には、PCの脇において読みながら手順にしたがって使える非常に実践度の高い書物であることを付け加えておきたい。
エクスメディア
説得できる図解表現200の鉄則―ロジカル思考をアピールする概念図はこう描く 説得できるプレゼンの鉄則 PowerPoint上級極意編―勝負をかけるプレゼン資料はこう作る 自分の考えをまとめる技術―5つの図で整理する 説得できるプレゼンの鉄則 PowerPoint徹底活用編―ライバルに差を付ける「プロ」の技はこう使う 娼年 (集英社文庫)
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